説明
筆者がサーバ運営してる際に、よく使っているコマンド(オプション付き)をざっくり紹介します。
下記以外にオプションはたくさんありますが、めんどいのでよく使うやつだけに絞ってます(笑)
$ ls -la [ディレクトリ名]
[root@hogehoge ~]$ ls -la total 16 drwx------ 1 root root 4096 Aug 6 23:07 . drwxr-xr-x 1 root root 4096 Dec 10 03:24 .. -rw-r--r-- 1 root root 570 Jan 31 2010 .bashrc -rw-r--r-- 1 root root 148 Aug 17 2015 .profile
lsコマンドはファイルやディレクトリ情報を表示するコマンドですが、「-la」オプションを付けることで、ファイルの権限・容量・作成日(ドットファイルも含む)が見やすく表示されます。
$ find [検索対象ディレクトリ] -name “*探したいファイル*”
[root@hogehoge html]$ find ./ -name "*index.php*" ./index.php ./aaa/index.php ./aaa/bbb/index.php ./ccc/index.php
findコマンドでよくファイルを探したいときがあります。僕はたまにしか使わないのでよく忘れてしまいます。^^; ワイルドカード「*」はめんどくさいので、最初と最後によく付けてますね。
$ tail -f [ファイル名]
[root@hogehoge ~]$ tail -f /var/log/apache2/access.log
[root@hogehoge ~]$ tail -f /var/log/apache2/access.log |grep hogehoge // hogehogeが含まれるとき表示する
tailコマンドはリアルタイムにApacheやnginxのログを見るときに使いますね。それ以外はほとんど使わないです。grepコマンドと組み合わせて、特定の文字だけ表示するように絞り込みをすることはよくありました。
$ less [ファイル名]
[root@hogehoge ~]$ less index.php
[root@hogehoge ~]$ cat index.php |grep hogehoge |less // hogehogeがある行を表示する
[root@hogehoge ~]$ cat index.php |grep -v hogehoge |less // hogehogeを省いた行を表示する
lessコマンドは容量の多いログやファイルを見たいときに使います。vimコマンドと違って、書き込みができないので、思わず変更してしまうということがないので、安心して見ることができます。catとgrepコマンドを組み合わせて、絞り込みもできます。
$ which サービス名
[root@hogehoge ~]$ which docker /usr/bin/docker
サーバに該当のサービスがあるかないか調べあるときに使います。本当はパッケージ管理のコマンド(yum とか aptとか)からちゃんと探すの良いのですが、めんどくさいので最初はこっちを使います。
$ df -h
[root@hogehoge ~]$ df -h Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on devtmpfs 461M 0 461M 0% /dev tmpfs 494M 0 494M 0% /dev/shm tmpfs 494M 51M 444M 11% /run tmpfs 494M 0 494M 0% /sys/fs/cgroup /dev/sda3 39G 4.3G 34G 12% / ・ ・
dfコマンドは全体のディスク容量とディスクの空き量などをざっくり確認したいときに使います。よくWebサーバの「/」の中身が100%になっていて、ブラウザでアクセスすると、画面が真っ白になってることはよくありますね~。( *´艸`)
$ du -d[深さ(数値)] [ディレクトリ名]
[root@hogehoge ~]$ du -d1 wordpress/ 9320 wordpress/wp-admin 51812 wordpress/wp-content 37092 wordpress/wp-includes 98424 wordpress/
[root@hogehoge ~]$ du -d2 wordpress/ //深いところまでの容量が表示される 2636 wordpress/wp-admin/css 456 wordpress/wp-admin/images 2940 wordpress/wp-admin/includes ・ ・ ・
duコマンドは、dfコマンドと違い、コマンドで指定したディレクトリ名配下の各ディレクトリの容量がわかります。「-d」コマンドで深いところの容量まで詳しく調査できます。
$ htop
[root@hogehoge ~]$ htop

htopはtopコマンドよりも詳しく、カッコイイから使ってるだけです(笑)
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